超時空要塞キクロス

キクロスとは菊池市生涯学習センターのことです。友の会の会員が除名覚悟で書いております。

古典は勉強しやすくなった

前項に引き続き古典について。

広報紙上の「菊池市 みんなの図書館」に、【源氏物語五十四帖を通して読むことは困難である】とある。確かに難しい。が、今日インターネットが普及したおかげで、我々が高校生の時よりははるかに学習しやすい環境にある。
http://james.3zoku.com/genji/genji22.html
大夫監(たいふのげん)とて、肥後国に族広くて、かしこにつけてはおぼえあり、勢ひいかめしき兵ありけり。
大夫監という者、肥後の国に一族が多く、肥後一円では声望もあり、勢いのある武士がいた。
少し前にご紹介したが、源氏物語・玉鬘(たまかづら)の巻が、このように原文・口語訳対照でググりさえすれば簡単に見つかる。

小生がよくお世話になるサイトが「左大臣光永」氏が編集された[左大臣どっとこむ]。
https://ise.kaisetsuvoice.com/006.html
伊勢物語/芥川の項。
伊勢物語だけでなく、徒然草枕草子も色々読める。原文・口語訳・解説まである。これを利用しない手はない。
もっとも、小生がこんなことを書く前に、今時の高校生はこういったサイトを見つけて勉強しているのだろうけれど。ネットが普及して、ある意味非常に便利になったと同時に、都会と田舎の情報格差がなくなり、平等になったとも言える。未だに「文教菊池」だなんてお題目を唱えているおっさん達の気が知れない。もっとも、菊池の子どもたちが文教何とかという言葉を知っているかどうか?


https://kumayom06302024.hatenablog.com/entry/2024/07/03/205414?_gl=1*ac8t0o*_gcl_au*MTgyNDA5Njc0MS4xNzE5NzU4ODIy
姫君の名は?の答えは玉鬘。中原松月堂の饅頭です。しつこいですが、大夫監が菊池氏初代則隆公の父、藤原政則だと言われています。